「バスタオルを早く乾かしたいっ?」って思ったことはありませんか?
お風呂上りに使ったバスタオルを毎日洗濯する人はもちろん、洗濯するのは2~3日おきという人も、なかなか乾かないバスタオルの臭いが気になったことがあると思います。
生乾きの臭いの原因は、洗濯物に付着している雑菌です。
乾くまでに時間がかかるほど臭いの原因となる雑菌は繁殖するため、バスタオルのように大きく厚手で乾きにくいものは、生乾きになりやすい=雑菌の繁殖による臭いが発生しやすいのです。
バスタオルをより早く乾かすためには、乾かしやすい環境を整えるという方法がありますが、もう一つおススメの方法があります。
それは、乾きやすいバスタオルを使うということです。
本記事の内容
- 速乾性が抜群の生地3選【部屋干しでも速乾】
- おすすめマイクロファイバーバスタオル
- おすすめワッフル生地バスタオル
- おすすめ無撚糸バスタオル
- まとめ:速乾バスタオルで部屋干しでも生乾き臭ゼロに
今回は、「バスタオルが乾きにくい?じゃあ乾きやすいバスタオルを使えばいいじゃん!」というお話しです。
バスタオルって、ホント乾きにくいですよね。梅雨のようにジメジメした時季はなおさら生乾き臭が気になります。
バスタオル用の通気性のいいハンガーを使って干すという手もありますが、そもそもバスタオル自体が乾きやすければ、さらに早く乾くはず。
乾きやすいバスタオルを使って、生乾きのイヤな臭いをなくしましょう!
目次
速乾性が抜群の生地3選【部屋干しでも速乾】
マイクロファイバー【吸水性&速乾性】
マイクロファイバーは、繊維がとても細いために肌触りが柔らかく、繊維の隙間も大きいために吸水性と速乾性に優れています。
天然素材である木綿は吸水性が高い反面、乾くまでに時間がかかりますが、季節を問わず吸水性と速乾性を発揮できるのがマイクロファイバーの特徴です。
合成繊維の一種なので、天然素材のバスタオルに比べて安価な商品が多いのもうれしいところです。
とても細くとがった繊維は汚れを吸着するのにも向いていますが、一方で柔らかいものを傷つけやすいというデメリットもあります。
マイクロファイバーのバスタオルで身体を拭く時は、ゴシゴシこすらずに水分を吸い取らせるようにして、肌を傷つけないように気をつける必要があります。小さなお子さんや肌が弱い人が使う場合は、特に注意が必要です。
また、熱に弱いため乾燥機は使えません。
直射日光でも劣化するおそれがあるので外干しは避けた方がいいのですが、部屋干しでもすぐに乾く速乾性が魅力ですので、大きなデメリットにはならないと思います。
ワッフル生地【肌ざわりの良さ&速乾性】
その名の通り、お菓子のワッフルのような凸凹した表面が特徴のワッフル生地も速乾性に優れています。
凸凹の生地はさらさらとした肌ざわりと、表面積の広さによる吸水性の良さにつながっています。
肌に触れた部分からどんどん吸水する一方で、肌に触れる面積は少ないので張り付くような不快感がなく、夏のように汗をたくさんかく季節に最適です。
立体的に織られているため軽くて通気性はよく、速乾性も問題はありません。
ただ、立体的に織られているとはいっても厚みはなく、生地全体のボリューム感に欠ける点は人によってはデメリットかもしれませんが、厚みがない分コンパクトに収納できるのは魅力です。
無撚糸【ふんわりボリューム&速乾性】
無撚糸(むねんし)とは糸の種類です。
糸は撚(よ)ることで強度が増し耐久性が向上しますが、反面肌ざわりが硬くなります。
無撚糸は糸を撚らないため、繊維と繊維の間に生まれた隙間に含まれる空気によって、吸水性と通気性に優れ、速乾性の高いタオルが出来あがります。
そして、撚らないことで綿本来のボリュームと、柔らかくふんわりとした肌ざわりをいかすことができるのも大きな特徴です。
糸を撚らないことで生まれるデメリットもあります。
ふわふわな繊維が肌ざわりを良くしている一方で、毛羽落ちがしやすく糸もほつれやすいというデリケートな面があるます。
特に洗濯をする時は、他の洗濯物との摩擦が毛羽立ちの原因にもなるため少々注意が必要です。
無撚糸タオル洗濯時のポイント
- 洗濯ネットに入れて他の洗濯物との摩擦を抑えることで、毛羽立ちを軽減する
- たっぷりの水を使って洗濯をすることで、他の洗濯物との摩擦を抑える
- 糸抜けの原因になる柔軟剤は使わずに、脱水後にタオルを大きく振って繊維に空気を含ませる
- 日差しが強い日の外干しは繊維を傷めるので、陰干しする
取り扱いに多少の手間はかかるものの、吸水性と速乾性に加えボリューム感のあるふんわりとした肌ざわりは無撚糸タオルの大きな魅力です。
おすすめマイクロファイバーバスタオル
マイクロファイバーバスタオル Lapin-ラパン-*単品*
マイクロファイバーのメリットである綿の約3倍という抜群の吸水力と、ふわふわとした触り心地を併せ持つバスタオル。
超低摩耗の繊維はお肌や髪の毛にも優しいので、敏感肌や赤ちゃんにもうれしいタオルです。
カラーバリエーションも豊富。薄くて軽いので、ブランケット代わりに使うのもおススメです。
[ suuf. ] 吸水ビッグフェイスタオル*同色4枚セット*
ビッグフェイスタオルの名前の通り、バスタオル>ビッグフェイスタオル>フェイスタオルというサイズ感。
マイクロファイバーの特徴を生かし、サイズをバスタオルよりひと回り小さくしても抜群の吸水&速乾性でお風呂上りや洗濯後は干しやすく&乾きやすく。
「洗濯が面倒」「物干しスペースが足りない」「乾燥に時間がかかる」「収納時にかさばる」というバスタオルの悩みを一気に解決してくれます。
おすすめワッフル生地バスタオル
GFフランドル:ワッフルタイプ バスタオル[泉州タオル]
日本のタオル産業発祥の地である大阪泉州地域で生産されるのが泉州(せんしゅう)タオル。
半永久的な抗菌防臭効果がある高機能糸「クラビオン」がバスタオル生地に練りこまれているため、部屋干しにもぴったり。
「クラビオン」は低刺激で敏感肌の人にも優しく、アトピーなどにも効果があると言われており、「日本アトピー協会推薦品」として承認されているそうです。
肌ざわりや吸水性・撥水性に特徴のある2種の上質糸も使用しているため、ふんわり・弾力のあるバスタオルです。
今治タオル 【速乾】 ワッフル バスタオル
温暖な気候と豊かな水源という自然に恵まれた、日本屈指のタオル産地今治(いまばり)。
今治タオルと言えば、そのやわらかな肌ざわりと吸水性の高さで、世界的にも人気のタオルブランドです。
この今治ワッフルバスタオルは薄手で軽やかなため速乾性に優れているのはもちろん、モコモコとした凸凹の生地でお風呂上りに使った時の弾むような肌ざわりも魅力です。
おすすめ無撚糸バスタオル
無撚糸ふわふわバスタオル(日本製)yp
これぞ無撚糸タオル!っていう綿本来のふわふわの肌ざわり。
織ったあとにノリを洗い流す「あとさらしタオル」なので吸水性が抜群で、色々な汚れも洗い落とされるためとっても清潔。
天然のでんぷんからできた糊を使用しているためお肌の敏感な方でも安心。
無撚糸タオルのデメリットである毛羽落ちの多さも、繊維長の長い糸を使用することで大幅に改善されています。それでも一般的なタオルよりは多くでる傾向があるようですが、使いやすくなっているのはうれしいところです。
奇跡のタオル スーパーマシュマロ スモールバスタオル
「奇跡のタオルって何?」って思ってよく見たら登録商標を示す(R)マークが。
そう、奇跡のタオル(R)はUCHINOが持つ2つの特許技術で、驚きの軽さとマシュマロのような至福のやわらかさ、そしてすぐれた吸水スピードを併せ持った、まさに奇跡のタオル。
国際的な安全規格である「エコテックス(R)スタンダード100」のうち、乳幼児が口に含むことを前提にしたもっとも厳しいⅠ」の認証を取得。
患者モニターを含む厳しい審査に合格した日本アトピー協会推薦品でもあるこのバスタオルは、安心・安全にも配慮されているので出産祝いなどの贈答品としてもおススメです。
フジタカ 今治バスタオル infine Air(エアー)
infine(インフィーネ)とは、日本屈指のタオル産地今治で90年の歴史を刻む藤高(フジタカ)が、さまざまなライフステージを通して使えるタオルを作りたいという願いを込めたタオルのシリーズ。
その中でもAir(エアー)は、ボリュームからは想像できない軽さと極上のやわらかさでリラックスさせてくれるということで人気のバスタオル。
今治タオルらしい吸水性の高さと、「空気を紡いだよう」と言われる柔らかさと軽さが魅力です。
まとめ:速乾バスタオルで部屋干しでも生乾き臭ゼロに
毎日どころか、暑い季節なら一日に何度も使うこともあるバスタオル。
せっかくお風呂でさっぱりしたのに、生乾き臭のするバスタオルは使いたくないですよね。
でも、バスタオルを乾かすためだけに色々と手間をかけるのも面倒なので、いつも通りに干すだけで部屋干しでも乾いてくれる速乾バスタオルは本当に重宝します。
今回ご紹介したバスタオルは肌ざわりもいいので、お風呂上りに気持ちよく使えると思います。
今回は以上です。