部屋干しをする時におススメの場所はどこですか?室内でも湿気や臭いを気にせず干したいです。部屋干しスペースが足りない時や、厚手のものが乾きにくい時はどこに干せばいいですか?
洗濯物が乾きやすい環境にできる場所がおススメだよ
部屋干し乾燥をする時は、できるだけ洗濯物が乾きやすい場所に干した方が早く乾きます。
でも、こんな疑問も浮かんできます。
部屋干しする場所のハテナ
- 部屋干しする場所って決めた方がいいの?
- 部屋干しする場所ってどこがいいの?
- 部屋干しする場所が足りない時はどうすればいいの?
今回の記事で詳しく解説します。
本記事の内容
- 部屋干しする場所って決めた方がいいの?
- 部屋干しする場所ってどこがいいの?
- 部屋干しする場所が足りない時はどうすればいいの?
- まとめ:部屋干しする場所を決めて、洗濯をやりやすくしよう
今回は、部屋干しする場所を決めるべき理由とおススメの場所をご紹介します。
この記事は、日々の生活に欠かせない洗濯を、今の生活様式にあった形で楽に時短するための方法やグッズをご紹介している私が、部屋干しする場所を決める理由を詳しく解説します。
目次
部屋干しする場所って決めた方がいいの?
部屋干しする場所を決めて、いつも同じ場所に干していますか?
特に決めていないかな。洗濯する時間も日によって違うし、天気がいい日は外に干すから。
「部屋干しって、外干しができない時に仕方がなくやっているだけだから、どこで部屋干しするかなんて決めていない」っていう人が多いかもしれません。
でも、部屋干しは乾きやすい環境さえ整えれば、いつも最適な条件でより乾かすことができるので、生乾きや臭いの心配がありません。
しかも外干しのように天気に振り回されることがなく、自分の都合に合わせて洗濯ができるようになります。
部屋干しは時間を有効活用できる乾燥方法なのです。
部屋干しする場所を決めると、洗濯がやりやすくなります。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは部屋干しする場所を決めることで、洗濯がやりやすくなる理由をご説明します。
乾燥しやすい環境がすぐに作れる
部屋干しで生乾きや臭いを抑えるポイントは、室内の気温・湿度・風をコントロールして、乾燥しやすい環境にすることです。
乾燥しやすい環境とは、気温は高く、湿度は低く、風で空気が循環している環境です。
洗濯物が乾燥しやすい環境
- 気温が高い=洗濯物に含まれる水分が蒸発しやすい
- 湿度が低い=蒸発した水分が空気中に拡散しやすい
- 風がある=洗濯物の周りの湿った空気と乾いた空気を入れ替える
このサイクルが早いほど、洗濯物は早く乾きます。
そして、早く乾かすと生乾きのイヤな臭いを抑えられます。
部屋干しする場所を決めたら、そこに三種の神器(エアコン・除湿機・サーキュレーター)を設置しましょう。
干す時の気温や湿度などに応じてそれぞれのスイッチをON/OFFすれば、天気が悪い日や夜でも乾燥しやすい環境をすぐに作ることができます。
干す作業を効率化できる
洗濯物を干す作業って、結構な手間がかかりますよね。洗濯物によって物干しにかけたりピンチハンガーにつるしたり。
洗濯物の種類が多くなれば、その分干す時に手間が増えるのは仕方がないことですが、できるだけ効率化したいですよね。毎日のように洗濯をするのであればなおさらです。
部屋干しする場所を決めて干す作業をルーティン化できれば、洗濯をすればするほどスムーズに干すことができるようになります。
また、風通しのいい速乾物干しグッズを使えばさらに時短することが可能です。
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物干しグッズを置きっぱなしでも問題なければさらに手間は省けますし、片付ける場合でも、その場所で使うことを前提に片付ける場所を決めることができます。
時間と手間のムダがなくなる
時間をムダにする一番の原因は「迷い」です。
「今日はどこに干そう?」「除湿機はどこに片付けよう?」
それぞれは大した迷いや悩みではなくても、それが毎回続くと「洗濯って面倒くさくて」ってなりがちです。
部屋干しする場所を決めてしまえば、洗濯するたびに考える時間のムダや、二度手間のムダをなくすことができます。
この章のまとめ
- 部屋干しする場所を決めることで、乾燥しやすい環境をすぐに作ることができる。
- 部屋干しする場所を決めることで、洗濯物を干す作業を効率化できる。
- 部屋干しする場所を決めることで、時間と手間のムダがなくなる。
次は、肝心の部屋干しする場所を決める3つのポイントをご紹介します。
部屋干しする場所ってどこがいいの?
ポイント
- エアコンがある場所【最優先】
- 洗濯物を干しやすい場所
- 自分の行動を制限しない場所
エアコンがある場所【最優先】
部屋干しする場所を決める際に重要視するポイントがエアコンです。
部屋干しのいいところは洗濯物の乾燥に重要な気温・湿度・風を最適にコントロールできる点ですが、そのために必要な三種の神器がエアコン・除湿機・サーキュレーターです。
なぜエアコンを重要視するかというと、唯一自由に設置場所を変えることができないからです。
室温を上げる時はエアコンが欠かせませんので、エアコンがあるスペースが部屋干しする場所の第一候補になります。
もちろん、エアコンを複数の部屋に設置してあれば、それだけ選択肢は増えますが、その中から選ぶ必要があるのは変わりありません。
まずは、エアコンがある部屋を第一候補にしましょう。
洗濯物を干しやすい場所
自分にとって干しやすい場所に決めましょう。
理想的な部屋干しスペースは、洗濯機と収納スペースのどちらにも近い場所ですが、「階段の上り下りは大変だけど、広くて干しやすいから2階にしよう」という人もいると思います。
大切なのは、結果的にそれが自分にとってやりやすいかどうか。毎日のように洗濯をする場合、なおさら「やりやすさ」は重要です。
やりにくいことが多いとイヤになりますよね。それがやらなければならないことであっても。
洗濯をはじめ家事の負担をなくすコツは、「やりにくさを減らす=やりやすさを増やす」ことです。
自分の行動を制限しない場所
自分の行動を制限しない場所に干すことも大切です。
洗濯物を片付けないと食事ができない・寝られないなど、日常生活が制限されてはストレスになります。
どんなに乾燥しやすい環境が整っていても、自分の行動が制限されるような場所に干すのはおススメできません。
「帰ってきたら洗濯物を取り込もうと思っていたけど、ご飯を食べた後でいいや」というように、洗濯を最優先しなくてもいいようにしましょう。
そうは言っても、部屋干し用に使える空き部屋やサンルームがない場合はどうしても日常生活とバッティングする場所に干すことになります。
その場合は、人がいる時間帯とずらして干すのがおススメです。
一日中、どの部屋にも必ず誰かがいるということはないと思いますので、人がいない時間帯に干して、帰ってくる頃に取り込むようにすれば、洗濯物がジャマになることはありません。
この章のまとめ
- 部屋干し乾燥に重要で、設置場所が限定されるエアコンのある場所を最優先する。
- 毎日のように洗濯をしてもやりやすい場所に干す。
- 洗濯を最優先しなくてもいいように、自分の行動を制限しない場所に干す。
「部屋干しする場所を決めたのはいいけど、子どもたちの運動着を洗う週末や、厚手の服が増える冬は干すスペースが足りない」という場合もありますよね。
そういった時に役立つものをおススメします。
部屋干しする場所が足りない時はどうすればいいの?
浴室乾燥機
乾燥しやすい環境を作る機能を全て備えているのが浴室乾燥機です。
浴室乾燥機は、温風で浴室内の温度を高めて洗濯物の水分を蒸発しやすくさせるとともに、換気を行うことで空気を循環させて湿った空気を逃がします。
つまり三種の神器(エアコン・除湿機・サーキュレーター)の役割が集約された優れものです。
「じゃあ、部屋干しする場所の第一候補じゃないの?」って思われるかもしれませんが、第一候補としておススメできないデメリットがあります。
それは干すスペースが狭いことです。
でも乾燥能力は優れていますので、部屋干しする場所が足りない時に、より乾きにくいものだけを乾かすという場合に大活躍します。
浴室乾燥機を使用する時のポイントは、湿気対策です。
浴室は、お風呂上がりなどはとても湿度が高くなります。
壁や天井に水滴がついているような状態で、まだ水分を多く含んでいる洗濯物を干すと、いくら浴室乾燥機でも湿度を下げるのに時間がかかるため、生乾きや臭いの原因になります。
まずは、浴室の窓と入り口を開けて風を通すことで湿った空気を追い出しましょう。
壁や天井の水滴はふき取ってください。浴槽内を排水していない場合は、ふたを閉めることも忘れずに。
こうすることで湿度が下がり、浴室乾燥機の性能を引き出すことができるため、より早く乾かすことができます。
衣類乾燥除湿機
除湿機に、衣類を乾かすための送風機能がついたのが衣類乾燥除湿機です。
エアコンで室温を上げる必要のない暖かい時期は、これ1台で充分乾かすことができるので、湿度が高い夏は衣類乾燥&除湿用として、湿度が低い冬は衣類乾燥用として一年中頼りになるのも魅力的です。
浴室乾燥機に比べて導入のハードルが低いのもいいですよね。
その浴室乾燥機とセットで使うのもおススメです。
上から温風を出す浴室乾燥機に対して、下から送風する衣類乾燥除湿機は相性抜群。洗濯物に含まれる水分を上下で蒸発させますので、ジーンズや厚手のタオルの乾燥も心配ありません。
この章のまとめ
- 部屋干しする場所が足りない時は浴室乾燥機や衣類乾燥除湿機を使う。
- 浴室乾燥機は、運転前に浴室内の湿気を逃がすことでより性能を引き出すことができる。
- 衣類乾燥除湿機は、湿度が高い時期は衣類乾燥&除湿用、湿度が低い時期は衣類乾燥用として一年中頼りになる。
- 相性抜群の浴室乾燥機と衣類乾燥除湿機をセットで使うことで、ジーンズや厚手のタオルなどがより早く乾く。
まとめ:部屋干しする場所を決めて、洗濯をやりやすくしよう
時間と手間がかかるのが洗濯という家事の面倒なところですが、その時間と手間を軽減する方法は色々とあります。
部屋干しする場所を決めるというのも、時間と手間を軽減する一つの方法です。
日々の洗濯はルーティン化することでやりやすくなりますが、その第一歩として部屋干しする場所を決めましょう。
洗濯がキライ、苦手という人も、部屋干しする場所を決めてみてください。
キライや苦手という意識はあまり変わらなくても、今までよりずっとやりやすくなると思います。
今回のポイントをおさらい
- 部屋干しする場所を決めることが、洗濯をルーティン化する第一歩。
- 部屋干しする場所を決めるポイントは、エアコンがある・干しやすい・自分の行動を制限しない場所。
- 部屋干しする場所が足りない時は、浴室乾燥機と衣類乾燥除湿機がおススメ。
- 部屋干しする場所を決めることで、洗濯がやりやすくなる。
今回は以上です。